2025年4月1日より、
「情報流通プラットフォーム対処法
(情プラ法)」の改正が施行されます。
この改正により、
SNSを活用している個人ビジネスに
どのような影響があるのか、
そしてどのような対策ができるのか
私なりに考察してみました。
SNSを中心に集客をしている方は、
チェックしてみてくださいね。
はじめに

今朝、体も心も若返る1分体操
の著者あゆみかんさんこと
渡邉有優美さんの
LINEオープンチャットを聞いていました。
「4月1日にある法改正がある」
ということを耳にしました。

情報流通プラットフォーム対処法
「えっ?何それ?」
そこで調べてみると、
「なんか胸がドキドキ」する感覚。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/f638010e78c9dd184d9fa12910788f9e44740730
私たち個人事業主も影響を
受ける可能性があると思ったので、
ブログにすることにしました。
あと半月あるので、
まだ準備できることがあると思います。
特に、SNSだけで集客されている方は、
最後までご覧くださいね。
情報流通プラットフォーム対処法(情プラ法)とは?

この法改正は、インターネット上の
誹謗中傷や違法・有害情報の
迅速な削除を目的としています。
特に、月間アクティブユーザー数が
1,000万人を超えるSNSプラットフォーム
(X、Instagram、Facebook、YouTubeなど)
に対し、以下の義務が課されます。
- 削除要請の迅速化
対応期限が従来の14日以内から7日以内に短縮。 - 第三者からの削除要請が可能
投稿者本人以外からの通報も受け付ける。 - 透明性の確保
削除要請件数や対応状況を毎年公表する義務。 - 侵害情報調査専門員の設置
プラットフォームごとに専門員を選任し、対応を強化。
この改正により、SNS運営側は
「問題のある投稿をすぐに削除する圧力」
が高まることになります。
SNSを活用する個人ビジネスへの影響

この規制強化により、
個人ビジネスのSNS運用には
以下のリスクが生じる
可能性が考えられます。
(1) 投稿が削除されやすくなる

・誰かが「不快だ」と感じる投稿でも
第三者の通報によって削除される可能性がある。
・ビジネス投稿(特に副業・集客・収益アップ関連)
が規制対象になりやすい。
(2) アカウント凍結・停止のリスク増大

・投稿が繰り返し削除されると、
アカウントが凍結・停止されるリスクが高まる。
・特に、広告を出稿している
アカウントは影響を受けやすい。
(広告はSNS運営側が必ず審査を行うため、
違反リスクが高まります。)
(3) 広告の審査が厳格化

・SNS広告は審査がより厳しくなり、
承認されにくくなる可能性がある。
・特に「健康・美容・お金・ビジネス成功」
系の広告は影響を受けやすい。
・副業・収益アップ系
「簡単に稼げる」「副業で月10万円」など
・健康・美容系
「飲むだけで痩せる」「3日で肌が若返る」など
・投資・金融系
「元手ゼロで資産運用」「AIで自動利益」など

過度な誇張表現
「100%成功する」「誰でも簡単」
などは規制の対象になりやすいと思います。
「副業」「稼ぐ」「簡単」
「成功」「即効」「効果」
などのワードが含まれると、
広告が弾かれやすくなる可能性があります。

広告ではないですが、
これに近い体験を最近しました。
私自身、3月10日に新しい講座
「LPクリエイター養成講座」
の募集をしたのです。
Facebookに広告ではなく、
個人ページでアップしたところ、
いいねが6件。
いつもなら20〜100件くらいの
いいねがつきますが、
これはなんかおかしい。
サブタイトルが
「副業3万円を叶える」
だったんですね。
「副業」というワードが
引っかかったと感じました。
その後、「副業」
というワードは消しましたが、
これが、4月以降強化される
ということなんです。
(4) オーガニックリーチが低下する可能性

オーガニックリーチは
広告費をかけずに
自然に届く投稿の閲覧数のことを指します。
例えば:
- X(旧Twitter)
投稿したツイートがフォロワーの
タイムラインに表示される - Instagram
投稿がハッシュタグや
「おすすめ」に表示される - Facebookの投稿
フォロワーのフィードに表示される - YouTubeの動画
検索結果や「関連動画」に表示される
・SNS側のアルゴリズムが
「規制の対象になりやすい」
と判断すると、投稿のリーチが減少する。
・SNS上での拡散力が弱まり、
集客が難しくなる。
ピンときた方はいらっしゃいますか?

「私にはあんまり関係ないかな?」
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
ここからは、
「知っておいた方がいい情報かも。」
とピンときた方のみお読みください。

今何気なく使っているSNSも、
これまでのように自由に投稿をしていると
・リーチが低下
・投稿削除
・アカウント停止
という可能性が
なくもないのです。
極端な話かもしれませんが
もし、SNSが使えなくなったら…
みなさんどうやって
集客をしていきますか?
私たち個人事業主ができる対策

それでは、どんな対策ができるでしょうか?
考えてみました。
(1) SNS依存を減らし、ブログ・メルマガ・HPを強化する

- SNSは「入り口」にし、
最終的にメルマガやブログ、
HPに誘導する流れを作る。 - ブログで検索流入を増やす(SEO対策)。
(ワードプレスのHPでブログを書くのがベスト) - HPやメルマガを活用して、
ブランディング&リスト獲得の仕組みを整える。
(2) メルマガ登録の強化

江戸時代、商人が「火事のときに持って逃げろ」といわれたもの
それは、「顧客台帳」です。
信頼関係を構築した顧客がいれば、
どんな状況でもまた買ってもらえる
顧客名簿=リストです。
- 無料プレゼント
を活用して登録者を増やす。 - メールアドレスを取得できる
リストマーケティングを重視する。
公式LINEに頼り切っている方は注意ですよ。
今のうちに、メルマガを作り
登録してもらっておくといいですね。
(3) 複数の集客チャネルを持つ

- Facebookグループ、
Slack、Discordなど、
コミュニティを活用する。 - SNSの1つが規制されても
影響を受けないように分散する。
コミュニティと分散については、
1個前のブログでもお話ししています。
https://eclatshifu-plus.com/2206/
(4) SNS投稿のルールを明確にする

- 削除対象になりやすい表現を避ける
(例:「簡単に稼げる」「すぐに儲かる」など)。 - コミュニティガイドラインに
沿った投稿を心がける。
(5) 最新の規制情報をチェックし、柔軟に対応する

SNS規制は今後さらに厳しくなる
可能性があるため、最新情報を
チェックしながら戦略を調整する。
まとめ:SNS規制時代に強いビジネスを作るには?

今回の法改正により、
SNSを活用したビジネスには
新たなリスクが生じます。
しかし、適切な対策を講じることで、
その影響を最小限に抑えることが可能です。
・ SNSに依存せず、ブログ・メルマガ・HP
を活用した「自分の資産」を持つこと
・ 「SNSはあくまで集客の入り口」と割り切り、
メルマガやHPへ誘導する導線を整えること
結局、昔から集客の根本は変わっていない
ということも今回感じたことです。
リストが大事。
SNS規制が強まる時代にこそ、
長期的に安定したビジネスモデルを
作ることが求められます。
いまのうちにしっかり準備をして、
これからの変化に備えましょう!
コメント