世の中の変化に焦る時こそ、昔の自分に会いに行こう 〜AI時代の“ブレない軸”の見つけ方〜

マインド

AIの進化や世の中の変化に
心がざわついたここ数日。
でも、答えはいつも
“昔の自分”の中にある

と気づきました。
子どもの頃に夢中になれたことや、
なんとなく苦手だったことから見えた、
私らしくはたらくヒントを綴りました。

まかせて安心!
LPクリエイター三村佳代です。

想いを言語化し、
達成したいワタシになるための
「未来への設計図」としての
LPを制作しています。

↓↓↓

世の中の変化に焦る時こそ、昔の自分に会いに行こう 〜AI時代の“ブレない軸”の見つけ方〜

3月の末からAIの進化が止まらず、
トランプ関税など世の中の情勢が
慌ただしくなる中、
世の中のスピードと変化に、
心が少しざわついた1週間。

でも、こういう時こそ
「原点に立ち返ることが必要」
だと思ったんです。

一つ前のブログでは、
AIが進化する今、
「ビジネスの幹」が大事だよ
ということを書いたんです。

それを自分で読み返して、
ハッと!気付いたのです。

私自身の“本質”は
この40数年の人生の中で、
ほとんど変わってないと。

子ども時代に芽生えた「好き」と「苦手」

会社を辞めて
中華料理教室を始めた時、
自分が「好きなこと」と
「そうでもないこと」
むしろ「苦手なこと」が
はっきり分かれている
ことに
改めて気づきました。

例えば、買い物はそうでもない、
料理を作るのは大好き。
でも、片付けがとにかく嫌い。

これは昔から変わっていません。

幼稚園の頃から、
母親の料理の手伝いを
するのがとても楽しく好きでした。


楽しいと思った理由は
わからないけれど、
今でもその時に感じた
「好き」という気持ちが
思い出せるほど。

小学生になると、
母が作るマドレーヌを見て、
私もお菓子作りを始めました。

作るのは楽しい、
でも片付けは満足した後には
やりたくない(笑)。

母が代わりにやってくれていたんです。

さらに、
「好きなものはとことん食べちゃう」
性格で、「生牡蠣」が大好きすぎて
大量に食べてひどくあたりました。

ようやく30歳あたりで
また食べてみようと思えたほど。

「ぶどう」も同じで、好きすぎて
2房くらいはぺろっと食べていました。

習い事から見えてきた「向き不向き」

私はありがたいことに、
英語・ピアノ・習字といった
習い事を経験させてもらいました。

でも、どれも自分からやりたいと
思って始めたものではありませんでした。

外国人の先生が教えてくれたのですが、
英語は面白さを感じられず、
ピアノにもあまり興味が持てず。

その中で唯一、習字だけは
「綺麗な文字」に惹かれたのか、
自然と続けられていました。

中学校に入る前まで続けられたのは、
この習い事だけだったと思います。

「やらされること」は続かないけれど、
自分の中で少しでも「楽しい」「美しい」
と感じられるものには、自発的に向き合える。


今振り返ると、その頃から自分の
“続くこと・続かないこと”
傾向がはっきりしていたんだと思います。

苦手を乗り越えるために動ける自分

小学校の頃、
私には「泳げない」という
コンプレックスがありました。

息継ぎが上手くできずに
プールの授業が本当に苦痛で、
泳ごうとしても沈んでしまう。

その苦手意識をどうにかしたくて、
母親に「スイミングを習いたい」
と自分から言い出しました。

通い始めてみると、
少しコツを教わっただけで
あっという間に泳げるようになり、
気づけば得意科目に。

この経験から、
「自分が困っていることを解決したい」
という気持ちが行動につながる
タイプだと気づきました。

できない自分が嫌で、
できるようになりたいと思ったら、
ちゃんと努力できる。

子どもの頃のこの体験は、
大人になった今の行動パターン
にもつながっている
と感じます。

理屈で納得しないと動けない性格

私は昔から「なんで?なんで?」
と理由を知りたいタイプでした。

母親から「これはこういうものなのよ」
と言われると納得できずに
モヤモヤしていましたが、
兄が論理的に説明してくれることで
「そういうことか」
と理解できて安心したことを覚えています。

この気質は、
動物占いで“羊”という
タイプの特徴で、
当てはまっていて、納得(笑)。

そしてこの気質は
今の仕事にも活きています。

「なぜこれをやるのか」
「なぜこのやり方がいいのか」

を突き詰めていくのが好き


だからこそ、
私はクライアントさんに
何かを伝えるときも、
「理由」をしっかり
説明するようにしています。

Macとの出会いと“パソコンへの親しみ”

小学生の頃、
実家にあった箱のように四角い
マッキントッシュのパソコン。


英語表示で日本語には
対応していなかったけれど、
遊びながらボタンを押して、
「これってこういう意味かな?」
と感覚で理解していきました。

新聞や広告を見て、
そこに書かれている文字を
真似して打ってみたり、
漢字の読み方が分からなくても
「この漢字ってあの言葉にも
使われてたな」
と考えながら
入力して遊んでいたんです。

こうして自然と
「パソコンはおもちゃ」
になっていったから、
苦手意識が育たず、
むしろ楽しいと感じるように。

それが今、パソコンを使って
仕事をするベースになっているのだ
と気づきました。

海外体験で得た“自分で動く力”

人生を大きく変えた
経験のひとつが、中国留学です。

知らない土地、
知らない人たちの中で、
待っていても何も始まらない
という現実に直面し、
自分から話しかけ、自分から動かないと
生きていけない
と学びました。

間違えることは恥ずかしくないし、
(間違えることを恥じていては
自分に順番は回ってこない)
そもそも周りの人は
私のそんなところ見てないし、
気にしてない。

「自分は自分でいい」
と思えるようになったこの体験は、
私の中で大きなターニングポイントでした。

中国にいる時の私は、
日本にいる時の私とは
人格が違うらしいのです。

銀行員時代に一緒に
中国へ出張した上司からも、

「三村さんって、
日本と中国で性格違うよね」

と言われたほどです笑

中国にいる時の私の方が、
実は気持ちが楽でした。
我慢せずに自分に正直になっていた
からかもしれません。

わがままという意味ではなく、
自分が思ったことをちゃんと
主張する
ということです。

もう一人の自分がいるのは
なんだか嬉しい発見でした。

今、AIの進化にわくわくするのも、
知らないことを知るのが楽しい
という根っこの性格が
あるからこそだと思います。

まとめ:答えは“過去の自分”の中にある

3月末からのAIの急成長、
トランプ関税の影響など、
世の中のスピードと変化に、
心が少しざわついた1週間。

でも、こういう時こそ、
あらためて「自分の原点」
見つめ直すことが大切だと感じました。

子ども時代の「好き」「苦手」
夢中になったこと自然と続いたこと。

中華料理教室を始めた時も、
LPを制作している今も
うまくいっていることには
必ず“自分らしさ”が
根っこにある
ことに気づいたのです。

だから私は、AIの使い方よりも
まず 「自分を使いこなすこと」
「自分のことを知ること」

が大切だと思っています。

今やっている仕事も、
「何のためにやっているのか」
「何を伝えたいのか」

自分に問いかけることで、
ようやく腑に落ちてくる。

簡単に何でも作れてしまう
時代になりつつあるからこそ、
“本物の人”しか残らなくなっていく。

家と同じで、
盤石な基礎を築かないと、
その上にどんなに立派な家を立てても、
グラグラしてしったり、
思わぬタイミングで
崩れてしまうこともあります。

ビジネスもまったく同じで、
「目に見えるもの」や
「流行りのツール」に飛びつく前に、
土台となる“自分の軸”や
“コンセプト”を整えることが
何より大切
だと私は考えています。

いま、AIの進化で
“表面的には”すぐにカタチに
できてしまう時代だからこそ、
中身や想い、根っこの部分が、
実は一番の差になる。

焦ることがあったり、
迷うことがあったりするのは、
誰でもあることです。

そんなときこそ、

一度立ち止まって
「昔の自分」に会いに行ってみてください。

そこに、きっと
「あなたらしいヒント」
が眠っているはずです。

そしてもうひとつ大切だと
思っていることが

・自分が何に興味があって

・何が好きで、何が嫌い

・どういうときに心が動いて、
 やる気が湧いてくるのか

を自分なりに知っておくこと。

これは、これから仕事をしていく上で、
とても大事な“自分の取扱説明書”
になると思います。

私の場合は、自分の本質が
子どもの頃とほとんど
変わっていなかったです。

「なぜかこれは好き」
「これをやってると夢中になれる」

という“心が知っている感覚”があります。

そういうことこそが、
「自分らしく働くためのヒント」
になるのだと思っています。

ぜひ寝る前などに、
ご自身に聴いてみてくださいね。

コメント