Web集客のハナシ -「効率」「損得」について考える 一昨日の募集で迷った事例を元に

教室集客

効率よく集客したい!損をしたくない!
と思って行動したことで、
実はチャンスを逃してしまうことも…。
ウェブ集客での効率化と
損得のバランスをどう取るべきか?

私の実体験を交えながら、
ポイントを解説します。

まかせて安心!
LPクリエイター三村佳代です。

想いを言語化し、
達成したいワタシになるための
「未来への設計図」としての
LPを制作しています。

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Web集客のハナシ -「効率」「損得」について考える 一昨日の募集で迷った事例を元に

このブログがおすすめの人

  • イベント開催時に返信対応や決済方法に悩んでいる人
  • LPや講座の申し込み時の対応をどうするか迷っている人
  • 自動返信と手動返信のメリット・デメリットを知りたい人
  • 銀行振込とカード決済のどちらを導入すべきか考えている人

はじめに

一昨日の募集、みなさんのおかげで
あっという間に満席!
本当にありがとうございました!

ところで、みなさんは
効率的なこと好きですか?

私は効率化するのが大好きなので、
自分が楽になる方法をつい考えがちなのですが、
Web集客においては、
「効率化」と「手動で手間をかけること」
バランスがとても大事になります。

集客する側が効率化を追求しても、
申し込んでくれた人が
喜んでくれなければ意味がない


一方的な効率化になって、
お客様が冷たい印象を受けてしまう 。

お互いがウィンウィンな
効率化はOKだけれど、
効率化するあまり、
温度のないものになっていないか?

ここが大切だと私は考えています。

「温度のないもの」とは?

「温度のないもの
というのはどういうことか?

これは、私の起業時のお話です。

オンラインで中華料理教室をすると決めて、
レッスン内容を考えていました。

そこで効率化大好きな私は、
こんなことを思いついたのです。

ZOOMで生徒さんと一緒に作るのではなく、
ZOOMを繋ぎ、そこで予め撮影した
動画を流し、まずポイントを説明する。

そこから生徒さんが作り出すので、
私は生徒さんの様子を見て指導する。

そうすると、材料を買ってこなくていいし、
キッチンも汚れない。

とっても楽じゃない?

利益率もいいし、
めちゃくちゃいいことを考えた!

とコンサルの先生に相談すると、
こんな答えが返ってきました。


かよさんは、これから料理教室を
スタートするんだよね。

そのやり方は、できないことないけど、
生徒さんはそれで喜ぶかな?
確かに料理はそれでも出来上がる
かもしれないけれど、
熱がこもってない感じがする。
続けたくなる教室になるかな?

超ベテランの先生で、
先生と生徒さんの信頼関係も
バッチリできているのであれば、
アリかもしれないけれど、

これから始めようと思っている人が
するのは違うんじゃないかな?


やっぱり先生と一緒に作って
ワイワイ楽しむ
ことを
望んでるんじゃないかな?

そう言われて、私はハッとしました。
「おっしゃる通りです。」

効率化を進めるがあまりに
人の感情を無視した
「温度のない」サービス

なっていることに気づきました。

「自分の効率化」と「お客様が喜ぶこと」。
このバランスが大事
なんだと
今でも自分に言い聞かせています。

2つの事例:「効率化と損得」のバランス

一昨日、LPクリエイター養成講座を
募集した際に、LPをオープンする前に
「これどうしようかな?」
と迷ったことが2つありました。

この経験は、みなさんの集客活動にも
役立つと思うので、
今回はその2つの事例について
お話ししたいと思います。

①返信:自動返信or手動返信

申し込み後の返信、
みなさんは自動返信手動返信
どちらにしていますか?

確かに、自動返信は楽です。
セットしておけば、
申し込み完了の連絡が即座に送られるし、
自分の手間も省けます。

でも…

関係が希薄にならないか?
✔ 申し込んでくれた方が「ワクワク感」を感じられるか?
温かみのある対応ができるのか?

申し込み時にメッセージを
書いてくれている方もいるのに、
自動返信だと、その声を受け止めることもなく
瞬間に定型の返信が送られます。

「すっごい受けたい!」
と思って申し込んでくれてるのに、
事務的なメールが届くだけだと、
受け取った側は、ちょっと寂しいですよね?

選択する基準は?

この選択は、募集する人数や
自分が置かれている状況
によって変わる
と思います。

例えば、すでに何百人もの
受講生を抱える有名な講師
であれば、
自動返信の方が効率的かもしれませんし、
そもそも講師の先生からの
個別のメッセージを期待している人も
多くない
のではないでしょうか?

実際、有名な講演家の方々
(例えば本田健さんのような方)から
自動返信が届いたとしても、
多くの人は違和感を覚えないでしょう。


しかし、個人で活動している場合や、
まだ知名度がそれほど高くない場合は、
手動返信の方が効果的だと私は考えています。

なぜなら、
熱い想いがあって申し込みボタンを押した方は、
何かしらのコメントを添えていることが多い
からです。

もしそれに対して
自動返信が返ってきて、
そのままイベント当日を迎えた場合
少し悲しい気持ちになりませんか?

逆に、手動で一人一人に向けた
返信をすると、
申し込んでくれた方に
「大切にされている」
と感じてもらえます。

その結果、
「この講座に申し込んでよかった」
「開催日が楽しみ」

ポジティブな気持ちに
つながりやすくなります。

LPと同じ!万人向けではなく、「あなた」に向けたメッセージを

少し横道にそれますが、
この考え方は、
実はLP(ランディングページ)
にも通じ
ます。

LPも、

✔ みんなに向けて書いたような内容
✔ 事務的な説明が並んでるだけのもの


だと、確かに内容は理解できるけど、
「ワクワク感」がないんです。

一方、

✔ 「あなたに向けて書いています」
✔ 「あなたのための提案です」


という内容の方が、
当たり前ですが心に届きやすいですよね。

「効率重視で作ったLP」よりも、
「じっくりと相手のことを考えたLP」の方が、
結果的に申し込みにつながりやすいです。

これは申し込み後のメール対応と
全く同じことだなと感じました。

私の対応例

もちろん、手動で返信するのが
難しい場合もあるでしょう。

私の場合は、募集人数が30人程度であれば、
なるべく手動返信をすることにしています。

別会社のシステムを使う時や、
チームを組んでイベントをする際は
それができない場合もありますが。


それ以上の数になると
他の業務にも支障が出るので、
自動返信を取り入れることも
視野に入れています。

だから私は基本、
✔ まずは一斉送信で受付完了をお知らせする
✔ その後、個別メッセージを送る

という流れにしています。

実際に「個別対応の方が嬉しい!」
という声も多いですし、
そこでお話が広がることもあって、
やっぱり人との交流は大事だなと実感しました。

みなさん熱い想いがあって、
申し込んでくれているので、
そこはしっかり受け止めたいですよね。

支払い方法:銀行振込?カード決済もOKにする?

次に考えたのは、支払い方法を
「銀行振込のみにするか、
カード決済も可能にするか」
という点です。

銀行振込は、運営側にとって
手数料の負担がなく、
全額を受け取れる
という
メリットがあります。

しかし、申し込んだ側からすると
振込手数料がかかることもある
口座からお金が即座になくなる
ことから申し込み側にとっては
少し負担に感じることもあります。

一方で、カード決済を導入すると、
サービスを提供する側が
手数料を負担する
ことになりますが、
申し込み者にとっては
支払いがしやすくなる

という利点があります。

「今すぐ支払うのは厳しいから
少しでも支払いは遅い方が嬉しい!

「ポイント付与があるので
できるならカードで決済したい」

という人も少なくありません。

私自身、中華料理教室の最初の募集で、
海外の方からのお申し込みがあり、
銀行振込だと
高額な送金手数料がかかるので
「PayPalが使えたら嬉しい」
という声をいただきました。

オンラインで完結するビジネスだと
日本だけでなく世界も商圏になります。
ちょっとワクワクしませんか?

手数料は広告費と考えてみる

カード決済の手数料が
気になる方もいるかもしれませんが、
私は「広告費」と考えると
納得しやすいと思います。

企業は、テレビCMやWeb広告に
費用をかけて認知度を高めています。
売上の3~5%を広告費
充てるのが一般的。

一方、私たち個人はSNSを活用して
無料で集客していることが多いため、
その分をカード決済の手数料に
充てるという考え方
もできます。

例えば、銀行振込なら100%の収益を
得られるかもしれませんが、
カード決済を導入することで
申し込みが増える
のであれば、
多少の手数料を負担してでも
導入する価値があるのではないでしょうか?

このように、手数料を「広告費」と捉えると、
ビジネスの視点が広がります。

また、申し込みが増えると、
経験値も増えていきます。

この経験値って、プライスレス
じゃないでしょうか?

支払う際の感覚の違い

銀行振込は
「その場で口座残高が減る」
という感覚があるため、
心理的な負担が大きくなりがちです。

一方、カード決済は
「使った感覚があまりない」ため、
比較的ライトに申し込んで
もらえる
傾向があります。

申し込みを増やしたいのであれば、
銀行振込だけでなく、
カード決済も併用する方が
有利
だと考えています。


特に「今すぐ支払いは厳しいけれど、
どうしてもこの講座を受けたい!」

という人にとって、
カード決済の選択肢があることは
大きな助けになると思います。

もちろん、「支払い能力が厳しい人とは
関わりたくない」
という考えもあるでしょう。

その場合は、銀行振込のみにしても
良いと思います。

また、顧客の懐事情をそこまで
考えなくてもよいという考え方もできます。

得を考えすぎると損をする

ここで大切なのは、
「自分の得を考えすぎると損をする」
可能性があるということです。

「自動返信にすれば
楽だからそうしよう」

と考えるのも一つの選択肢ですが、
申し込み者の気持ちを考えると、
温かみのある対応をした方が
リピートにつながる可能性が高くなります。

また、

「手数料がもったいないから
銀行振込だけにしよう」

と考えるのは、
短期的には理にかなっている
ように見えます。

しかし、それによって
申し込みのハードルが上がり、
最終的に売上が減ってしまう
可能性
もあります。

まとめ 

Web集客において
「効率化」と「損得」
のバランスが重要

あることをお伝えしました。

特に、自分の負担を
減らすことばかりを考えてしまうと、
結果的にお客様との関係が希薄になり、
長期的な信頼構築が難しく
なることがあります。

返信対応では、自動化と手動対応のバランスが大切
→ 自動返信だけでは温かみがなくなりやすいため、
 個別対応も適宜取り入れる。

決済方法はお客様の利便性も考慮する
→ 銀行振込のみだと申し込みが減る可能性があり、
 カード決済を導入することで
 お客様の利便性が向上することもある。

短期的な損得ではなく、長期的な視点で考える
→ 手数料を避けてコストを抑えても、
 結果的に申し込みが減れば本末転倒。

「効率化を進めること」と
「お客様が喜ぶこと」、
どちらかに偏りすぎると、
集客がうまくいかないこともあります。

目の前の負担を減らすことだけを優先せず、
お客様の満足度を高める
ことで、
結果的に長く続くビジネスに
つながる
という視点を持つことが、
成功するWeb集客の秘訣だと考えています。

ぜひ、みなさんのビジネスにも
活かしてみてくださいね!

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